実はお茶の名産地。高知のおばあちゃんが毎日飲んでる昔ながらのお茶〜高知・後編〜

お茶のまちを訪ねる

前編では、「ひろめ市場」と「老舗旅館・城西館」で出会った高知県のお茶を紹介しました。

後編も引き続き高知県のご当地茶を紹介します!

3.土佐の日曜市で出会えるお茶

高知市の有名な観光スポットの一つが土佐の日曜市。
300年以上の歴史があり、毎週日曜日の朝から夕方まで、たくさんの出店が並びます。

ぼくが行った日は連日の大雨の影響もあり、通常の3分の1か、4分の1しか出店者はいませんでしたが、いち観光客としては開催していただいただけでとても感謝!

農家さんによる野菜販売が多く、焼き鳥や高知名物のいも天など食べ歩きができるお店もちらほら。

そして、ここでも見つけた、お茶!

こちらのお店でもはじめて聞いた名前のお茶がありました。

↓「岸豆茶(写真左)」と「寒茶(写真右)」です↓

寒茶(かんちゃ)

寒茶は、1年の中でもっとも寒い季節(1-2月)に摘んだ茶葉をつかった番茶。

特徴は、寒い時期の葉にはカテキンなどが少ないので、苦みや渋みが出にくいんだとか。
胃に優しい緑茶、うれしい。

岸豆茶

岸豆茶は高知では日常的に飲まれるお茶だそうです。岸豆というマメ科の植物を番茶と一緒にして淹れるお茶で、高知以外の地域でも飲まれているんだとか。

この寒茶も岸豆茶も、高知県中土佐町で生産されたものでした。
偶然ですが、これまでに出会ったお茶はみんな産地がバラバラ。
高知県内にもたくさんのお茶の産地があるんですね!

こちらのお店で麦茶(1kg300円)も購入させていただきました。夏は麦茶ですよねえ。

4.商店街で出会えるお茶

ひろめ市場のすぐ隣にあるアーケード商店街にもお茶屋さんがありました。

「茶工房 森木翠香園」さんの店頭には焙煎機があり、ほうじ茶を焙煎中。

手書きがいい雰囲気を醸し出してるなぁ。

お店の店頭に気になる文字を発見。

「碁石茶」と書かれたその袋を見てみると、中には黒っぽい茶葉が固まっていました。

中国とか台湾のお茶みたいだなぁと気になったのですが、時間がなかったので記録用の写真だけ撮って慌ただしく退散。帰ってから調べてみて、買うべきだったと後悔。

碁石茶はなんと緑茶を漬物のように発酵させたお茶で、ちょっと酸っぱいらしい。
後発酵のお茶であるプーアル茶は麹菌によって発酵させているのですが、碁石茶は乳酸菌による発酵。

日本ではとても珍しい後発酵のこの碁石茶は高知県大豊町で作られています。
一度試してみたい!

高知県はお酒が飲めなくても楽しめる!

ペットボトル茶にも書かれていますが、「じつは茶所」の高知県。
しかも、今回見つけたお茶は高知県だけど、産地はすべて違うんです。

もともと「お茶」目当てで高知に行ったわけではありませんでしたが、お茶のおかげでいい思い出とお土産を手に入れることができました。

お茶というと、京都や静岡が思い浮かびますが、日本全国いろんな地域にあまり知られていないお茶の産地があるのかもしれません。

みなさんも旅先でご当地の「お茶」を探してみてはいかがでしょうか?

この記事で紹介したお茶(URLがあるもの)

●碁石茶
http://514.or.jp/

長砂 伸也

TPM.ライター。宇治茶ムリエ認定取得。駄菓子屋・おにぎり屋もする地域コーディネーター。お茶の高知に注目!

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