旅先で見つけたご当地茶〜高知・前編〜
ファイヤー! 今回は高知からお届けします。
高知といえば、藁焼きの鰹のたたき! うますぎる!
もちろん、高知の名物は鰹のたたきだけではなく、海の幸も山の幸もとてもとっても豊かで、何を食べてもおいしくてもう帰りたくないって気持ちにさせられます。
とくに日本酒も有名(酒豪で有名?)で、おちょこの底が尖っていたり、おちょこに穴が空いていたりと、注がれたお酒を飲み干さないとおちょこを置けない、なんていう文化もあったりするほどです。
ぼくも地元の方から日本酒をすすめていただいたのですが、残念ながらお酒が一滴も飲めないので、丁重にお断りさせていただきました。
本当は日本酒とか地ビールとか、その土地ならではの飲み物も楽しみたいのに。
悔しい思いをしながら高知を巡っていると、高知県産のお茶があっちにもこっちにも!
じつは高知県内にもたくさんの産地と、それぞれにストーリーがあることがわかりました。
恥ずかしながら高知がお茶の産地ということをまったく知らなかったぼくが、高知市内で出会ったお茶を、出会った観光地ごとにご紹介します。
1.ひろめ市場で出会えるお茶
高知市に遊びに来たら絶対行くであろう場所の一つ「ひろめ市場」。
高知の新鮮な魚介類をお手頃な値段で食べることができ、ぼくが行ったのは木曜日の昼間でしたが、すでにビール片手にワイワイと賑やか。
ほうじ茶の専門店
そんな賑やかなひろめ市場の一角に、落ち着いた雰囲気のお店がありました。
高知市から西の方角にある津野町に本社があり、「高知県津野町の魅力を県内外に最大限に発信すること」を企業目標にかかげる「満天の星」さん、ほうじ茶の茶葉やスイーツを販売しています。
店内にはたくさんのほうじ茶が並んでいますが、もちろん緑茶(煎茶)もあります。
たくさんある中でぼくが買ったのは、「みずだしほうじ茶」と赤い容器に入った「おやまのほうじ茶」。
みずだしほうじ茶のパッケージに書かれた文言に心奪われました。
ほうじ茶が入っている赤い容器と色違いで白いパッケージがあり、そちらは緑茶(煎茶)が入っていて、あわせて紅白になりプレゼントにおすすめです。
ちなみに、お店の横にはカフェが併設されていて、ほうじ茶スイーツが楽しめます。
ペットボトル茶も高知産
高知にもお茶の産地があるのかぁと思い、ひろめ市場のお土産屋さんをのぞいてみると・・・
高知の茶葉を使ったペットボトルのお茶を見つけました!
しかも、緑茶(煎茶)、ほうじ茶、紅茶の3種類。
こちらのペットボトル茶は四万十町十和(とおわ)地区の広井茶生産組合さんが販売しています。
四万十町は、清流として有名な四万十川の上流にある町です。
ペットボトルのお茶は飲みやすいので、3種類買って餃子と高知旅のお供にしました。
2.老舗旅館 城西館で出会えるお茶
高知に来た日からずっと雨で、宿泊予定していたキャンプ場が閉鎖。
せっかくなので思いきって高知市の老舗旅館「城西館」に泊まることにしました。
大雨で外出ができなかったため、普段はなかなか利用しない館内にあるティーラウンジと売店でゆったりと時間をすごすことに。
すると、そこにもありましたよ、高知のお茶。
歴史ある日本の紅茶
城西館のティーラウンジ「せせらぎ」のメニューにあったのは、高知県佐川町「明郷園の紅茶」。
高知県佐川町はもともと日本の紅茶用品種の茶樹がたくさん育てられた産地で、時代とともになくなりつつあったところを復興させたのだとか。
清流 仁淀川のお茶
城西館のお土産売り場にあったのは、沢渡茶(さわたりちゃ)。
日本一美しい川と言われる仁淀川(によどがわ)の上流に位置する高知県仁淀川町沢渡地区でつくられたお茶です。
お店にもたくさんの種類が並んでいました。
おまけ
あ、高知で止まった旅館やホテルでいただいたティーバッグのお茶も高知産でした^^
高知に何度も行くほど好きでも、じつは高知がお茶の産地だということを知らなかったひとも多いのではないでしょうか?
高知のお茶はまだまだこんなものではありません。後編に続きます。
この記事で紹介したお茶(URLがあるもの)
●満天の星(ほうじ茶専門店)
http://www.manten-hoshi.jp/
●広井茶生産組合(ペットボトル茶)
http://www.shimanto-towa.com/item/cha-pet.html
●明郷園(国産紅茶)
https://www.meikyoen.com/
●沢渡茶
http://www.viva-sawatari.com/