夏の京都もお茶で楽しもう(お茶の体験・イベント情報)
5月から6月にかけての新茶シーズンには、産地のあちらこちらで茶摘み・茶もみ体験のイベントがあり、われらTPM.も実際に体験しに行きましたが、6月後半からはそうした体験イベントは少なくなってしまいます。
とはいえ、これからは茶畑の緑が美しい季節!! ぜひお茶の産地に足を運んでお茶を満喫してもらいたいと思い、京都のお茶どころで遊ぶ方法を探してまとめました!
お茶のすべてが体験できる「d:matcha (和束町)」
和束町のお茶農家さん主催! お茶の栽培から淹れ方までを解説してくれるイベントや、実際に茶畑を歩いて見学できるツアーが開催されています。
また、d:matcha Kyotoさんではカフェも運営されており、お茶の飲み比べや、紅茶の手作り体験もできるそうです。
d:matcha Kyoto Webサイト:http://magazine.dmatcha.jp/activity
お茶の世界が広がる「道の駅みなみやましろ村」
2017年4月に京都府唯一の村「南山城村」にオープンした道の駅・みなみやましろ村。
2018年の新茶イベントは終わっているのですが、ここの道の駅に行けば、いつでも「お茶」のあらゆる商品を手に入れることができます! ちなみに、新茶イベントのWebページには、最高級抹茶だけを使ったソフトクリームや、茶まみれのおにぎり、新茶を使った佃煮のおいしそうな写真がずらり。
某旅行雑誌の道の駅ランキング2018では、カレー部門(ライスがほうじ茶飯)で1位、調味料部門(抹茶塩)で2位を獲得したそうです。
6月22日(金)から7月1日(日)にはイオンモール鶴見緑地に出店されるそうなので、お近くに行かれる方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
お茶を満喫する旅行を計画したいなら「お茶の京都」
京都府が「お茶の京都」という企画にとても力を入れており、2017年度は「お茶のスペシャル・イヤー」と銘打って京都府内のお茶の産地で様々なイベントが開催されていました。
その情報がまだ載っている「お茶の京都」のWebサイトは旅行の参考に便利ですよ!
お茶の京都 オススメコース
18のコースが掲載中。テーマやエリアで絞り込みもできます。
お茶の京都 タクシー周遊プラン
※実際のツアープログラムは終了しています
http://ochanokyoto.jp/tour/taxi/
お茶の京都Webサイト:http://ochanokyoto.jp/
旅行に携帯したいお茶マップ
京都観光に来たら絶対といっていいほど、お茶の何かを飲んだり、食べたりしますよね。
お茶のスイーツや飲み物をまとめたものをいくつか紹介します。
京都やましろお茶のスイーツパスポート2018
同志社女子大学の学生が企画したスイーツパスポート。
冊子を手に入れてお店に持参するか、もしくはWebサイトのページをお店に提示すると割引などのサービスを受けることができます。
平成30年12月31日までの期間限定。
京都府公式サイト内にあるページから詳細をご確認ください。
http://www.pref.kyoto.jp/kyotoyamashiro/YamashiroSweets/top.html
宇治茶カフェガイドブック
宇治茶を使ったメニューがあり、宇治茶の歴史・文化、淹れ方などをレクチャーできるお店に「宇治茶カフェ」として宇治茶の郷作り協議会が認定していて、そのお店をまとめたガイドブックです。
公益社団法人京都府茶業会議所のWebサイトからPDFを閲覧・ダウンロードできます。
茶源郷和束グルメマップ
京都を代表するお茶の産地の一つ和束町が発行する観光マップ。
お茶畑の絶景や、お茶を飲んだり食べたりできるお店が網羅されています。
↓PDFが開きます
http://www.town.wazuka.lg.jp/cmsfiles/contents/0000002/2371/mapomote.pdf
お茶のことをマニアックに学びたいあなたに
お茶の資料などがまとまっている施設はいくつかあるのですが、今こそ行っておきたい!(…もうまもなく終了)してしまう企画展を紹介します。
企画展「宇治茶の民具と古文書」(宇治市歴史資料館)
こちらに収蔵されている「宇治の製茶図」「宇治茶の製茶関連用具」「上林三入家文書」「上林味卜家文書」が、京都府暫定登録文化財に登録されたことを記念しての企画展だそうです。
終了間近なので、お茶マニアの方は急いで駆け込みましょう!
会期:平成30年5月12日(土)~6月24日(日)
時間:午前9時~午後5時
入館料:無料
Webサイト:https://www.city.uji.kyoto.jp/0000019860.html
以上、6月以降も京都のお茶を楽しむ方法でした。
新茶シーズンは終わり、茶摘み体験などはなかなかできなくなってしまいましたが、その代わり、加工したばかりの新茶を楽しめるのは、まさに!これからの季節!! おいしいお茶を存分に味わいましょう。
ちなみに、秋ぐらいから再び茶摘みのイベントがあるので、またその季節になりましたら情報をお届けします。