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茶葉を再活用!!お茶の栄養成分を100%無駄なく”食べる”『茶殻のふりかけ』の作り方

お料理レシピ

そろそろ朝晩は少しずつ涼しくなってきた今日この頃。
お茶も冷たいものより、ちゃんとお湯を沸かして急須で淹れたくなる季節になってきました。
毎日いろんな茶葉を試したり、いつもの茶葉を毎日愉しんだり。
そして毎回、急須に残った茶葉を…捨てる。

ちょっと!ちょっと、ちょっと!!(古っ。)

飲み終わった後の茶殻。実は植物繊維やビタミンA、ビタミンEなどのお湯やお水に溶け出さない脂溶性の栄養成分がたくさん残っているようです。
茶殻なんて食べられるの?なんて思うのも当然ですが、よく考えてみれば茶葉も植物。野菜や果物と変わらないですよね。
そんな茶葉の出がらしである茶殻に残った豊富な栄養成分を欲張りに全部摂取できるように、今回は『茶殻のふりかけ』の作り方をご紹介します!

茶殻ふりかけの材料

・茶殻:茶葉10g程度で急須に残った量
・白ごま:適量(大さじ1杯程度)
・大葉:10枚
・オリーブオイル:大さじ2(お好みでごま油も一緒にご用意すると美味!)
・塩:小さじ2
・醤油:小さじ1
・その他:あれば、鰹節やおじゃこ、細かく砕いたナッツや桜エビなど

材料はざっとこんな感じです。じゃこを奮発してみました^^
正直、分量はすべて適当でいいと思います。
塩を多めにしてお茶漬け向きに作ってもいいと思いますが、あえて塩を抜きにしてお茶漬けにしたかったら塩を足すなど。
自家製ふりかけなんで、自由に気ままに揃えてみてください!

「その他」にあるような桜エビとか入ったら、さらに豪華なふりかけになりますね!!

茶殻ふりかけの作り方

1.急須から茶殻をあげて、キッチンペーパーで水分をしっかり切ります。
2.水分が取れた茶殻を、フライパンを中火にして、水分をとばしながら炒めます。
3.しっかり水分がとれてお茶の香りが漂ってきたら、オリーブオイルを絡めます。
4.そこに細かく切った大葉と白ごま、鰹節などの具材を投入! 塩や醤油で味付けをします。
5.茶葉とゴマの香りがしっかり立つように最後は強火で。そして、お好みでごま油を少々加えて仕上げます

最後の強火は醤油が焦げやすいので、気をつけましょう。
また最初の水切りが時短クッキングにも繋がります。「2.」の前に電子レンジで乾燥させてもOKですね。

茶殻ふりかけの使い方

仕上げにしっかり火を入れて、カリッカリの香りも歯ざわりも香ばしい茶殻ふりかけにするか、少し火は弱めに入れてしっとり感のあるふりかけにするか、好みで変えられるのが、自家製ふりかけならではのお楽しみです。

茶葉独特の苦味が大葉や白ごまの風味にマッチして、これからお茶を淹れるときには、ふりかけ用に茶葉をキープしておきたくなる一品。

もちろん炊きたての白いご飯にまぶして食べるのもいいですが、これから秋の行楽のお供になるおにぎりや、チャーハンの具として活用してみても!

冷蔵庫に入れておけば日持ちもしますので、常備菜に一品足してレパートリーを増やすもよしですね。

茶殻でふりかけ。茶葉のいいところ全部食べられるレシピです。
ぜひ一度お試しを!!

稲葉 洋平

TPM.ディレクター。小さい頃から母の出身地である静岡から定期的に送られてくる緑茶が主な飲み物。そのおかげで肌年齢には自信あり。最近は自分でドリップして飲む...

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